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裸民


裸民


裸民(らみん)は中国に伝わる伝説上の人種である。裸国(らこく)とも。古代中国では南方に位置する国に棲んでいたとされる。

概要

裸民人は衣服をまったく身につけていない(裸)といい、次のとおり中国の書籍に伝えられる。

淮南子

『淮南子』墬形訓によると、裸民国は羽民国や不死国の近くにあるという。

呂氏春秋

『呂氏春秋』の「貴因」によると古代中国の帝・禹(う)が各地を巡っていた際、裸民国に入るときはその習慣を尊重して従い、裸になって行ったという。

三国志

『三国志』の魏志倭人伝では以下のとおり記述される。

  • 女王から4000余里に裸国と黒歯国がある。東南に船で一年で着く。

脚注

参考文献

  • 袁珂 著、鈴木博 訳『中国の神話伝説』 上、青土社、1993年4月、351頁。ISBN 978-4-7917-5221-8。 

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 裸民 by Wikipedia (Historical)