ナフコ (NAFUCO) は、愛知県下の独立企業3社によるスーパーマーケットのボランタリー・チェーン。本部を愛知県名古屋市熱田区川並町4-25に置く。加盟企業は「ナフコ」のストアブランドを使用する。
概要
ナフコブランドの商品としては、ヨーグルトが製造販売されていた。かつては店舗一覧が付いた合同広告が制作されており、横に名古屋市の区名および愛知県の市町名が付いていたが、のちに用いられなくなった。
関連組織
以下の関連組織があったが、2017年(平成29年)8月30日付で清算結了した。
- 株式会社ナフコ(法人番号:3180001022510)
- 協同組合ナフコチェーン(法人番号:3180005004455) - 共同購買や清算を行っていた。
同名のホームセンター
愛知県内でも展開しているホームセンターのナフコ(本社は福岡県北九州市、こちらのアルファベット表記は「NAFCO」で「U」がない)とは関係がない。2021年当初現在、名古屋市守山区に双方の「ナフコ守山店」(当グループの店舗は不二屋運営)が、犬山市に双方の「ナフコ犬山店」(当グループの店舗はトミダ運営)が所在する。
沿革
- 1946年(昭和21年)
- 10月 - 不二屋商店(現:不二屋)が創業。
- 月日不明 - 蟹江商店が創業。
- 1947年(昭和22年) - 富田一美により山美富田商店(現:トミダ)が創業。
- 1961年(昭和36年) - 前身の名古屋フードスーパーチェーンを結成。
- 1962年(昭和37年) - 流れを汲んでナフコチェーンを結成。
- 1969年(昭和44年)9月13日 - 蟹江商店がナフコカニエへ法人化。
- 1995年(平成7年)10月5日 -ヴィッツ豊田タウン1階(現在のファミリーマートの位置)に存在したナフコ豊田店が閉店。
- 2001年(平成13年)3月31日 - ナフコカニエ(現:フィール)が脱退。
- 2006年(平成18年)
- 5月1日 - マックスバリュ中部がナフコはせ川を子会社化。
- 6月30日 - ナフコはせ川が脱退。
- 2010年(平成22年)
- 2月 - CGCに加盟(傘下の各法人もCGCグループに加盟)。
- 5月 - うおときフードが倒産により脱退。
- 2013年(平成25年)
- 5月 - ナフコヤオトヨが脱退。
- 7月 - ナフコニワキンがラクエツに改名。
- 2014年(平成26年)2月4日 - ラクエツが倒産により脱退。
- 2016年(平成28年) - CGCから離脱。トミダ、野田屋もCGCから離脱。不二屋はCGCに留まる。
- 2017年(平成29年)8月30日 - 株式会社ナフコおよび協同組合ナフコ・チェーンの清算が結了。
加盟企業
- 不二屋(本社:愛知県名古屋市東区東大曽根町)
- 本部は愛知県春日井市の春日井店に併設している。日本スーパーマーケット協会 (JSA) にも加盟。
- トミダ(本社:愛知県名古屋市北区杉栄町)
- 野田屋(本社:愛知県名古屋市港区浜)
離脱した企業
- ナフコカニエ - 現:フィールコーポレーション。
- ナフコはせ川 - マックスバリュ中部の子会社となりナフコを離脱後、マックスバリュ名古屋に改称、その後の合併によりマックスバリュ中部→マックスバリュ東海の一部となる。
- うおときフード - 2010年5月に自己破産。
- ナフコヤオトヨ
- ラクエツ(旧ナフコニワキン) - 2014年2月に自己破産。
- うおときフードの店舗だった浄心店はドラッグユタカ、ラクエツの店舗だった名東引山店、鳴海店と不二屋の幸心店はスギ薬局、ヤオトヨの店舗だった刈谷店はマツモトキヨシ、同じく大高店はドラッグセイムスと、ドラッグストアの店舗に居抜きで転用されている。
脚注
関連項目
- 主婦の店全国チェーン - ナフコと同様にボランタリーチェーンとして展開。1998年(平成10年)解散。
- つボイノリオ - 過去にナフコのCMナレーターを担当。
- 八十亀ちゃんかんさつにっき - 4さつめ第10話の作中に「ナフコ」というセリフがあり、不二屋とトミダのロゴが出現した。
外部リンク
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