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第32回東京国際映画祭


第32回東京国際映画祭


第32回東京国際映画祭(だい32かいとうきょうこくさいえいがさい)は、2019年(令和元年)10月28日(月)から11月5日(火)の9日間に開催された東京国際映画祭。

概要

第32回東京国際映画祭は、2019年(平成31年)1月16日に開催日とメイン会場が発表された。

第32回東京国際映画祭は、2019年4月19日から7月12日の間にコンペティション部門の作品エントリーを受け付け、115の国家と地域から1804作品が応募された。

第32回東京国際映画祭は、まず2019年5月22日に、コンペティション部門の審査委員長にチャン・ツィイーが就任したことを発表した。 6月26日に、6回目となる国際交流基金アジアセンターpresents「CROSSCUT ASIA」のテーマを「ファンタスティック!東南アジア」と発表した。第32回は国際的に活躍する監督や人気俳優が監督したホラーやスリラー、SF、ファンタジーなどのファンタ系に注目した作品が上映される。 7月12日に、オープニング作品が「男はつらいよ お帰り 寅さん」に決定したこと、アメリカン航空と共同で「映画・夢・結ぶ」をテーマにしたブランデッドショートフィルムを製作するたものプロットを募集することを発表した。 7月18日に、Japan Now部門にて大林宣彦監督の特集上映を開催することが発表された。 8月1日に、チェアマンに安藤裕康が就任することがされた。 8月8日に、日比谷会場での開催が決定したこと、新ビジュアルが発表された。 9月6日に、GALAスクリーニング作品・クロージング作品が解禁された。 9月18日に、コンペティション部門に「喜劇 愛妻物語」、「ばるぼら」の邦画2作品が選出されたことが発表された。 9月20日に、東京国際ファンタスティック映画祭が東京国際映画祭のオールナイト上映イベント「シン・ファンタ」としてで復活することが発表された。

2019年の東京国際映画祭は、10月28日(月)から11月5日(火)の9日間に開催される。初日が月曜日、最終日が火曜日なのは初めて。開催期間が9日間なのは第27回(2014年)以来5回ぶり。映画祭期間中に日曜日が1回しかないのは、第26回〜第32回の7回連続。

東京の六本木・日比谷などで開催。六本木が主要会場になるのは、第17回(2004年)から16回連続。日比谷は第31回(2018年)から2回連続。

上映会場には、第17回(2004年)から16回連続で会場となるシネコンのTOHOシネマズ六本木ヒルズ以外は、第29回(2016年)に続いて4回目のEXシアター六本木と、第31回(2018年)に続いて2回目の東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、東京国際フォーラムが使われる。

映画祭のメインであるコンペティション部門の14作品は、日本映画以外の12作品は3回ずつ、日本映画の2作品は2回ずつの上映となる。日本映画2作品は、TOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン2 (344席)とスクリーン7 (531席)とで1回ずつ上映された。さらに最終日には、東京グランプリ受賞作品がTOHOシネマズ六本木ヒルズスクリーン7(256席)と東京国際フォーラム、観客賞受賞作品がスクリーン2(344席)にて再上映される。

部門は「コンペティション」、「アジアの未来」、「日本映画スプラッシュ」、「特別招待作品」、「ワールド・フォーカス」、「Japan Now」、「国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA #06 ファンタスティック! 東南アジア」、「ジャパニーズ・アニメーション」、「ユース」、「日本映画クラシックス」など。

第32回のコンペティション部門の最高賞の名称は、第29回(2016年)から使われている「東京グランプリ」(第2回(1987年)から第17回(2004年)までと第27回(2014年)も最高賞は「東京グランプリ」)。

オープニング作品は『男はつらいよ お帰り 寅さん』、GALAスクリーニング作品は『カツベン!』。また、映画祭開幕前日に上映するオープニング・イブが第19回(2006年)ぶりに開設され、『決算!忠臣蔵』が上映される。

クロージング作品として『アイリッシュマン』が上映される予定だったが、当初予定していた東京国際フォーラムホールCではなく、TOHOシネマズ六本木ヒルズの4K対応のスクリーン3で上映することになったため、特別招待作品として上映される。そのため、クロージング作品がない状態は東京国際映画祭としては初めてとなる。

この第32回では、オープニング作品『男はつらいよ お帰り 寅さん』、GALAスクリーニング『カツベン!』、特別招待作品『決算!忠臣蔵』、『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』、「HUMAN LOST 人間失格」の6作品のみ、チケットの一般販売はなく、応募した人の中から抽選で当選した人のみに販売する先行抽選販売が行われた。

第32回東京国際映画祭フェスティバル・ミューズには広瀬アリスが就いた。

コンペティション部門のプログラミング・ディレクターは矢田部吉彦。アジアの未来部門は石坂健治。

上映作品

ワールド・プレミアは世界初上映、インターナショナル・プレミアは製作国以外で初上映、アジアン・プレミアはアジアにて初上映となったことを意味する。

コンペティション

アジアの未来

日本映画スプラッシュ

特別招待作品

特別上映

ワールド・フォーカス Powered by Aniplex Inc.

今回はアニプレックス協力の元に開催される。

第16回ラテンビート映画祭 IN TIFF

Japan Now

映像の魔術師 大林宣彦

国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA #06 ファンタスティック! 東南アジア

ジャパニーズ・アニメーション THE EVOLUTION OF JAPANESE ANIMATION/VFX

ユース

TIFFチルドレン

TIFFティーンズ

日本映画クラシックス

イベント

シン・ファンタ 復活!? 東京国際ファンタスティック映画祭ナイト

STAR CHANNEL MOVIES セレクション

TIFF マスタークラス

TIFF 特別シンポジウム

アメリカ議会図書館 映画コレクション

「おジャ魔女どれみ」20周年記念イベント in TIFF 新作『魔女見習いをさがして』スペシャルトーク&旧作3作上映会

おジャ魔女どれみ20周年記念作品『魔女見習いをさがして』の制作陣が一堂に会して、本編のストーリー、キャラクタービジュアル、本編コンテの一部を全世界初解禁するスペシャルトークイベントと劇場版2作+OVAの中から佐藤順一監督が演出した1話を含めた3作品を特別上映するイベント。
ゲスト:関弘美(プロデューサー)、佐藤順一(監督)、鎌谷悠(監督)、栗山緑(脚本)、馬越嘉彦(キャラクターデザイン/総作画監督)

アリーナ特別上映会2019

日比谷オープニング上映

東京国際映画祭×11月3日はビデオの日 屋外上映会2019

その他

  • NTTドコモ特別企画 〈TIFFプラスTech〉 第32回東京国際映画祭 Virtual×Real×Techライブ ~featuring 直感×アルゴリズム♪~
    NTT DOCOMO Special Event "TIFF Plus Tech" 32nd TIFF Virtual + Real + Tech Live Show featuring Live Animation Heart + Algorhythm

スペシャルサポーター:ピコ太郎
MC:平井善之(アメリカザリガニ)
バーチャルキャラクター:Kilin(キリン)・Xi(シー)(直感xアルゴリズム♪)

  • GALAスクリーニング『カツベン!』レッドカーペットセレモニー
    GALA Screening "Talking the Pictures" Red Carpet Ceremony"

出演:周防正行、成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、 音尾琢真、渡辺えり、小日向文世、竹野内豊

  • ウルトラ怪獣の誕生『ウルトラQ』から『ウルトラマン』へ
    The Birth of Ultla Monsters - From "Ultra Q" to "Ultraman"

出演:黒部進、桜井浩子

  • ゴジラ生誕65周年記念 ゴジラ・フェス2019
    The 65th Anniversary of the Birth of Godzilla: Godzilla Fest 2019

受賞結果

11月5日に東京国際フォーラムで行われるクロージングセレモニーにて各賞が発表された。

コンペティション
  • 東京グランプリ:『わたしの叔父さん』(フラレ・ピーダセン監督)
  • 審査委員特別賞:『アトランティス』(バレンチン・バシャノビチ監督)
  • 最優秀監督賞:サイード・ルスタイ監督(『ジャスト 6.5』)
  • 最優秀女優賞:ナディア・テレスツィエンキービッツ(『動物だけが知っている』)
  • 最優秀男優賞:ナビド・モハマドザデー(『ジャスト 6.5』)
  • 最優秀芸術貢献賞:『チャクトゥとサルラ』(ワン・ルイ監督)
  • 最優秀脚本賞 :『喜劇 愛妻物語』(脚本:足立紳)
  • 観客賞:『動物だけが知っている』(ドミニク・モル監督)
アジアの未来
  • アジアの未来 作品賞:『夏の夜の騎士』(ヨウ・シン監督)
  • 国際交流基金アジアセンター特別賞:レザ・ジャマリ監督(『死神の来ない村』)
日本映画スプラッシュ
  • 日本映画スプラッシュ作品賞:『i 新聞記者ドキュメント』(森達也監督)
  • 日本映画スプラッシュ監督賞:渡辺紘文監督(『叫び声』)
東京ジェムストーン賞
  • 吉名莉瑠(『テイクオーバーゾーン』)
  • 伊藤沙莉(『タイトル、拒絶』)
  • 佐久間由衣(『“隠れビッチ”やってました。』)
  • ヨセフィン・フリーダ(『ディスコ』)
特別功労賞
  • 仲代達矢
  • 大林宣彦

審査員

コンペティション

  • 審査委員長
    • チャン・ツィイー (女優)
  • 審査員
    • ビル・ガーバー (プロデューサー)
    • ジュリー・ガイエ (俳優・プロデューサー)
    • マイケル・ノアー (監督)
    • 廣木隆一 (監督)

アジアの未来

  • エレナ・ポラッキ (ヴェネチア映画祭プログラマー)
  • ピムパカー・トーウィラ (監督・プログラムディレクター)
  • 中村義洋 (映画監督・脚本家)

日本映画スプラッシュ

  • クリスチャン・ジュンヌ(カンヌ映画祭代表補佐)
  • ナム・ドンチュル(釜山国際映画祭プログラム・ディレクター)
  • 大九明子 (映画監督)

脚注

注釈

出典

Collection James Bond 007

外部リンク

  • 公式ウェブサイト

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 第32回東京国際映画祭 by Wikipedia (Historical)