1974年の台風(1974ねんのたいふう、太平洋北西部で発生した熱帯低気圧)のデータ。台風の発生数は32個であった。
日本には10個の台風が接近し、うち3個が本土に上陸した。7月に接近した台風8号は、梅雨前線を刺激して大雨を降らせ、洪水や地滑り等による大きな被害をもたらした。また、9月に上陸した台風16号による大雨の影響で、東京都では多摩川の堤防が決壊し水害が発生した。さらに、同じく9月に上陸した台風18号によっても被害が発生した。
197401・01W・アタン
197402・02W
197403・03W
197404・04W
197405・06W・ビシン
197406・07W・クラリン
197407・08W
197408・09W・デリン
197409・10W・ガディン
197410・12W・イリアン
197411・11W・ヘリン
197412・13W
197413・14W・ミディン
197414・15W
197415・17W・ノーミン
197416・18W
この台風の接近に伴って、発達した雨雲が関東地方に停滞して豪雨による洪水が発生し、東京都では多摩川が氾濫して、宿河原堰によって流下を妨げられた水が迂回して左岸堤防が決壊し、狛江市の民家19棟が流失するという大規模な水害が発生した。
197417・19W・オヤン
197418・21W・パイン
197419・22W
197420・23W
197421・24W・ルピン
197422・25W
197423・26W・スサン
197424・27W・テリン
197425・28W・ウディン
197426・29W・ウェニン
197427・30W・ヤニン
197428・31W・エイニン
197429・32W
台風としての寿命はわずか3時間で、1951年の統計開始以降では、1970年の台風13号に次いで2番目に寿命の短い台風となっている。しかし1970年の台風13号は、日付変更線上で発生しその後は東に進んだために台風としての寿命が「0時間」となっているため、実質上はこの台風が最も寿命が短い台風である。
197430・33W・ビダン
197431・34W
197432・35W・デラン
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