![摩周駅 摩周駅](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
摩周駅(ましゅうえき)は、北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7-26にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。駅番号はB64。事務管理コードは▲111609。
旧駅名は所在自治体名から名づけられていたが、「全国的に知名度の高い『摩周湖』を生かしたネーミングにしたい」「知名度の高い町内の摩周湖から名を取り観光客増を」との目論見から弟子屈町がJR北海道に要望し、現駅名に改称された。
2面3線の単式ホーム・島式ホームがある地上駅。かつては貨物ホームや多くの側線を有していた。ホーム間の移動は跨線橋で連絡する。
現駅舎は1990年(平成2年)に現駅名への改称と同時に改築されたもので、木造平屋建てである。総工費は8,300万円であり、うち4,500万円は弟子屈町が負担した。外観は「北欧風」であり、三角屋根で摩周岳の山並みを模している。
社員配置駅、みどりの窓口設置。釧網本線の運行管理も当駅で行っており、夜間滞泊も設定されている。駅舎内には地域の商店がキヨスクの代わりとして出店し、観光案内所も設けられている。
1983年頃まではしいたけを使った駅弁が販売されていた。
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
弟子屈町の中心駅になっており街なみがつづく。商店街には土産物店も並んでいる。駅前広場中央には摩周湖をイメージしたモニュメントが設置されており、夏期夜間は「摩周湖ブルー」にライトアップされる。駅横には源泉掛け流しの足湯「ぽっぽゆ」があるほか、駅舎内には飲用の温泉が引かれている。
映画『遥かなる山の呼び声』(主演 高倉健 倍賞千恵子 山田洋次監督 1980年3月15日公開)のクライマックスシーンで、網走刑務所に送られる前の田島耕作(高倉)に逢いに来た、風見民子(倍賞)と虻田太郎(ハナ肇)が乗り込んだ列車の車窓から見える駅でもある。
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