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摩周駅


摩周駅


摩周駅(ましゅうえき)は、北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7-26にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。駅番号はB64。事務管理コードは▲111609。

歴史

  • 1929年(昭和4年)8月15日:鉄道省釧網本線標茶駅 - 弟子屈駅(→摩周駅)間開業にともない弟子屈駅として開業。一般駅。浜釧路機関庫弟子屈駐泊所及び人力転車台設置。
  • 1936年(昭和11年)9月:駅舎改築。
  • 1937年(昭和12年)10月30日:弟子屈駐泊所が釧路機関区標茶支区扱いとなる。
  • 1968年(昭和43年)4月1日:業務委託化。直営駅に戻った時期は不明。
  • 1982年(昭和57年)9月10日:貨物取扱い廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
  • 1990年(平成2年)11月20日:摩周駅に改称。駅舎改築。

駅名の由来

旧駅名は所在自治体名から名づけられていたが、「全国的に知名度の高い『摩周湖』を生かしたネーミングにしたい」「知名度の高い町内の摩周湖から名を取り観光客増を」との目論見から弟子屈町がJR北海道に要望し、現駅名に改称された。

駅構造

2面3線の単式ホーム・島式ホームがある地上駅。かつては貨物ホームや多くの側線を有していた。ホーム間の移動は跨線橋で連絡する。

現駅舎は1990年(平成2年)に現駅名への改称と同時に改築されたもので、木造平屋建てである。総工費は8,300万円であり、うち4,500万円は弟子屈町が負担した。外観は「北欧風」であり、三角屋根で摩周岳の山並みを模している。

社員配置駅、みどりの窓口設置。釧網本線の運行管理も当駅で行っており、夜間滞泊も設定されている。駅舎内には地域の商店がキヨスクの代わりとして出店し、観光案内所も設けられている。

のりば


駅弁

  • 摩周の豚丼
  • 摩周の牛丼
  • 摩周のジンギスカン丼
    • 冬期は注文販売となり、5分程度待つこととなる。

1983年頃まではしいたけを使った駅弁が販売されていた。

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

駅周辺

弟子屈町の中心駅になっており街なみがつづく。商店街には土産物店も並んでいる。駅前広場中央には摩周湖をイメージしたモニュメントが設置されており、夏期夜間は「摩周湖ブルー」にライトアップされる。駅横には源泉掛け流しの足湯「ぽっぽゆ」があるほか、駅舎内には飲用の温泉が引かれている。

  • 北海道道717号札友内弟子屈停車場線、北海道道53号釧路鶴居弟子屈線
  • 国道243号・国道241号・国道391号
  • 道の駅摩周温泉
  • 弟子屈町役場
  • 弟子屈警察署
  • 弟子屈郵便局
  • 釧路信用金庫弟子屈支店
  • 北洋銀行弟子屈支店
  • 摩周湖農業協同組合(JA摩周湖)
  • 摩周温泉
  • 阿寒バス「摩周駅前」バス停

その他

映画『遥かなる山の呼び声』(主演 高倉健 倍賞千恵子 山田洋次監督 1980年3月15日公開)のクライマックスシーンで、網走刑務所に送られる前の田島耕作(高倉)に逢いに来た、風見民子(倍賞)と虻田太郎(ハナ肇)が乗り込んだ列車の車窓から見える駅でもある。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
釧網本線
美留和駅 (B65) - 摩周駅 (B64) - *南弟子屈駅 (B63) - 磯分内駅 (B62)
*打消線は廃駅

脚注

出典

JR北海道

参考文献

  • グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
  • 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
  • 本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社(2008年) ISBN 978-4-89453-464-3

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 釧路鉄道

外部リンク

  • 摩周|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 摩周駅 by Wikipedia (Historical)



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