塘路駅(とうろえき)は、北海道川上郡標茶町字塘路4番地11にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。電報略号はトロ。事務管理コードは▲111603。駅番号はB58。
歴史
- 1927年(昭和2年)9月15日:鉄道省釧網本線釧路駅 - 標茶駅間開業に伴い開業(一般駅)。
- 1953年(昭和28年)1月31日:駅舎を改築する。
- 1973年(昭和48年)2月5日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取り扱いを廃止する。
- 1986年(昭和61年)11月1日:釧網本線の合理化により、簡易委託駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承される。
- 1991年(平成3年):同年公開の映画「仔鹿物語」の撮影に当駅を使用。
- 1992年(平成4年)4月1日:簡易委託が廃止され、無人駅となる。
- 1998年(平成10年)7月1日:駅施設を改装。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅番号を設定 (B58) 。
駅名の由来
所在地名より。
駅構造
相対式ホーム2面2線をもつ地上駅である。かつては副本線および貨物ホームを有していた。釧路駅管理の無人駅。
駅舎はログハウスを模した外観となっており、内には喫茶店「ノロッコ & 8001」が入居している。
のりば
利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺
周辺は小さな集落がある。
- 塘路湖
- 釧路湿原
- 塘路湖エコミュージアムセンターあるこっと(博物館)
- レイクサイド塘路(カヌーステーション、湿原カヌー下り)
- 標茶町郷土館
- サルボ展望台
- 標茶町塘路住民センター
- 弟子屈警察署塘路駐在所
- 塘路郵便局
- 塘路漁業協同組合
- 標茶町立塘路小中学校
- 国道391号
- 標茶町有バス「塘路」バス停
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■釧網本線
- 茅沼駅 (B59) - 塘路駅 (B58) - *(臨)細岡駅 (B57) - **釧路湿原駅 (B56) - 遠矢駅 (B55)
- *:細岡駅は、冬季間は全列車が(一部列車は通年で)通過する。
- **:釧路湿原駅は、一部の列車が通過する。
脚注
注釈
出典
JR北海道
新聞記事
参考文献
- グループ169.1『北海道 釧網本線』須田製版、1999年12月、87頁。
- 北海道旅客鉄道釧路支社(編)『鉄道百年の歩み:JR釧路支社』北海道旅客鉄道釧路支社、2001年12月、85,92,104,113,117,133頁頁。
書籍
- 本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』北海道新聞社、2008年8月1日、297頁。ISBN 978-4-89453-464-3。
関連項目
外部リンク
- 塘路|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company
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