大乗駅(おおのりえき)は、広島県竹原市高崎町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である。駅番号はJR-Y26。
歴史
- 1932年(昭和7年)7月10日:鉄道省三呉線(現・呉線)安芸幸崎駅 - 竹原駅間延伸時に開設。
- 1935年(昭和10年)11月24日:三原駅 - 海田市駅間全通に伴い、線路名称改定。呉線所属となる。
- 1960年(昭和35年)7月1日:貨物取扱廃止。
- 1970年(昭和45年)10月1日:簡易委託駅化。荷物扱い廃止。
- 1979年(昭和54年):駅舎改築。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1995年(平成7年)10月1日:管轄が広島支社直轄(三原管理駅)から三原地域鉄道部に変更。
- 2006年(平成18年)3月18日:ダイヤ改正に伴い、臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 8月:ICOCA専用改札機設置。
- 9月1日:ICカード「ICOCA」が利用可能となる。
- 2010年(平成22年)
- 7月14日:平成22年7月豪雨に伴い、呉線内で複数の土砂崩れが発生。三原駅 - 呉駅間が不通となる。
- 7月20日:三原駅 - 竹原駅間運行再開。
- 2011年(平成23年)3月12日:ダイヤ改正に伴い、臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の通過駅に戻る。
- 2016年(平成28年)
- 6月22日:平成28年梅雨前線豪雨に伴い、安登駅 - 安芸川尻駅間で土砂崩れが発生。三原駅 - 広駅間が不通となる。
- 6月27日:三原駅 - 安浦駅間運行再開。
- 2018年(平成30年)
- 6月1日:三原地域鉄道部廃止に伴い、三原駅の被管理駅となる。
- 7月5日:平成30年7月豪雨に伴い、不通となる。
- 12月15日:三原駅 - 安浦駅間復旧に伴い、営業再開。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。線路は築堤上を走っており、ホームへは階段を登る。
無人駅。自動改札機は無いが、ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)で、ICカードは専用カードリーダーで処理される。改札外に男女共用汲取り式便所が設置されていたが、現在は使用不可となっている。以前は、簡易委託駅であり、非電化時代は直営駅であった。
南北双方に出入口があり、駅舎がある南口のみ自動券売機がある。
のりば
- 付記事項
- 案内上ののりば番号は設定されていない。
- 本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図に従い路線記号・ラインカラーを表記しているが、当駅は広島シティネットワークエリア外のため、2016年3月ダイヤ改正時点の駅掲示時刻表においてはアルファベットの無いラインカラーシンボルが使われている。
- 以前は駅東側に側線が1線あったが、撤去されている。
利用状況
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。特記の無いものは「国土数値情報 駅別乗降客数データ」による。
毎年8月末に竹原火力発電所グラウンドで花火大会が開催される時には、ラッシュ時以上の利用客が見られる。
駅周辺
駅北側の山にミカン畑を望む。
- 竹原市立大乗小学校
- 大乗郵便局
- 竹原警察署大乗警察官駐在所
- 国道185号
- 広島県道209号大乗停車場線
- 芸陽バス「大乗駅前」停留所:「かぐや姫号」が経由する。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 呉線
- 安芸長浜駅 (JR-Y27) - 大乗駅 (JR-Y26) - 竹原駅 (JR-Y25)
脚注
関連項目
外部リンク
- 大乗駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
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