広州城足球倶楽部(中国語: 广州城足球俱乐部)は、中華人民共和国の広東省広州市をホームタウンとしていたプロサッカークラブ。中国プロサッカーリーグ(中国超級)に加盟していた。
1986年創立。ホームタウンは広東省広州市である。ホームスタジアムは広東省広州市の越秀山体育場(収容人員は18,000人)。中国超級リーグにおいてのリーグタイトルはない。
運営会社には広州に拠点を置く不動産会社である広州富力地産(广州富力地产)。
瀋陽足球倶楽部(沈阳足球俱乐部)として発足。
瀋陽東北六薬足球倶楽部(沈阳东北六药足球俱乐部)に改名。
瀋陽華陽足球倶楽部(沈阳华阳足球俱乐部)に改名。
瀋陽海獅足球倶楽部(沈阳海狮足球俱乐部)に改名。
瀋陽金徳足球倶楽部(沈阳金德足球俱乐部)に改名。ホームスタジアムの瀋陽五里河体育場も、正式には「瀋陽五里河金徳体育場」と命名される。
超級リーグ開始当初より参加。
湖南省長沙に移転。長沙金徳足球倶楽部に改名。
2010年度リーグで最下位となり、甲級リーグへ降格。
2月にアメリカのスポーツ製品会社がスポンサーとなり深圳鳳凰足球倶楽部(深圳凤凰足球俱乐部)に改名し深圳に移転したが、6月に広州の不動産会社がスポンサーとなり、広州富力足球倶楽部(广州富力足球俱乐部)と再び改名し広州に移転することになった。中国甲級リーグで2位となり超級リーグに昇格。
17勝6分7敗67得点39失点の勝点57で3位。AFCチャンピオンズリーグ2015のプレーオフの出場権を獲得した。
コスミン・コントラが監督に就任。
呉坪楓が引退。ダヴィが上海上港、許博が石家荘、朱宝傑が貴州人和へ移籍した。
北京国安から于洋、梅県客家から叶楚貴、杭州緑城から汪嵩、ヘタフェCFからミチェル、上海申鑫から劉殿座、大連阿爾濱から金洋洋を獲得。
AFCチャンピオンズリーグの本戦をかけて予選2回戦から広州富力は出場した。2月10日、AFCチャンピオンズリーグ2015の予選2回戦ホームでシンガポールのウォリアーズFCと戦い3-0で勝利した。2月17日にはAFCチャンピオンズリーグ2015のプレーオフラウンドで本戦出場をかけてアウェイでオーストラリアのセントラルコースト・マリナーズFCと戦い3-1で勝利し、初の本戦出場を果たした。
AFCチャンピオンズリーグ2015でACL初出場すると予選でG大阪、城南、ブリーラムのグループFに入った。7月15日川崎フロンターレのブラジル人FWレナトを獲得することで合意したことをクラブ公式HP上で発表した。
7月22日成績不振によりコスミン・コントラを解任、アシスタントコーチのリュー・ビンを暫定監督に充てる。8月24日にクラブより後任監督として元名古屋グランパスエイト監督、セルビア人のドラガン・ストイコビッチが就任する旨発表。契約期間は2017年シーズン終了まで。リュー・ビンはそのままアシスタントコーチとしてクラブに残留。またストイコビッチの要望で名古屋グランパスエイト所属、喜熨斗勝史コーチを8月25日付けでコーチとして招聘した。
ドラガン・ストイコビッチ体制で低迷していた広州富力を6位まで浮上させたが、50失点のため好成績とは言えずにシーズンは終了した。
2017年は守備に力を入れ、15勝7分8敗の成績であり、失点46得点56で安定した成績を残した。2年で低迷していたクラブを上位まで上げたため来シーズンも期待されていた。
2021年シーズンからクラブ名を「広州城足球倶楽部」(Guangzhou City Football Club)へ改名した。
経営難により中国超級リーグから除外され、3月29日に活動停止が発表された。
同じ広州に本拠地を置く広州足球倶楽部との対戦は広州ダービーとなる。
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
※星印は外国人選手を示す。
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