驪州市(ヨジュし)は、大韓民国京畿道の南東部にある市である。
歴史
驪州市は恵まれた地理により辰韓時代から平和な集団村を営んできた歴史の中で地名がはっきり現れたのは476年(高句麗長寿王63年)に骨乃斤県という名前から始まる。その後757年(新羅景徳王16年)には黄驍、940年(高麗天授23年)に黃驪県、高麗高宗元年(1214年)に永義と改称したが、1305年(忠烈王31年)に驪興郡に昇格した。朝鮮太宗2年(1401年)に驪興府に昇格し、1413年(太宗14年)に都護府に昇格した。このとき忠清道から京畿道に移管された。そして1469年(朝鮮睿宗元年)、驪州牧に昇格した。
- 1895年6月23日 - 二十三府制施行。忠州府驪州郡が成立。原州郡康川面を編入
- 1896年8月4日 - 十三道制施行。京畿道驪州郡となる。
- 1914年4月1日 - 郡面併合により、驪州郡に以下の面が成立。(10面)
- 州内面・占東面・加南面・陵西面・興川面・金沙面・介軍面・大神面・北内面・康川面
- 1938年1月1日 - 州内面が驪州面に改称。(10面)
- 1941年10月1日 - 驪州面が驪州邑に昇格。(1邑9面)
- 1963年1月1日 - 介軍面が楊平郡に編入。(1邑8面)
- 1971年4月12日 - 金沙面に山北出張所を設置。
- 1987年1月1日 - 興川面楊村里が大神面に編入。
- 1989年4月1日 - 金沙面山北出張所が山北面に昇格。(1邑9面)
- 1992年3月2日 - 北内面に五鶴出張所を設置。
- 1995年3月1日 - 康川面垈屯里が新設の江原道原州市文幕邑に編入。(1邑9面)
- 2007年3月5日 - 北内面五鶴出張所を驪州邑に移管。(1邑9面)
- 2013年
- 3月26日 - 驪州郡に都農複合形態市を新設する案を政府が議決。
- 5月7日 - 市への昇格の最終的な承認。
- 9月23日 - 驪州郡が驪州市に昇格。(1邑8面)
- 驪州邑を廃止し、3つの洞に分割。
- 加南面が加南邑に昇格。
- 2021年12月31日 - 陵西面が世宗大王面に改称。(1邑8面)
行政
行政区域
警察
消防
名所
- 驪州プレミアムアウトレット
- 明成皇后生家・記念館(韓国語)
- 電話博物館(韓国語)
交通
鉄道
かつてはナローゲージの水驪線が水原市と驪州を結んでいたが、1972年に廃線となった。2016年、京江線が驪州駅まで開通し、鉄道交通が復活した。京江線は今後原州市方面へ延伸される予定。
バス
- 驪州総合バスターミナル
- 高速バスはソウル高速バスターミナル行きのみで、30分間隔で運行、所要時間は1時間10分。
- 市外バスは、東ソウルバスターミナル行きが30分間隔で運行、所要時間は1時間10分。城南へも30分間隔。その他新院駅経由上鳳市外バスターミナル・仁川国際空港・水原・原州・釜山総合バスターミナルなどを結ぶ便がある。
高速道路
- 嶺東高速道路
- 驪州サービスエリア - 驪州ジャンクション - 驪州インターチェンジ
- 中部内陸高速道路
教育
関連項目
脚注
外部リンク
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