![箸蔵登山鉄道 箸蔵登山鉄道](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
箸蔵登山鉄道(はしくらとざんてつどう)は、かつて徳島県三好市池田町の土讃本線箸蔵駅に近接した赤鳥居駅を起点とし、真言宗別格本山箸蔵寺の入り口である仁王門駅までを結んでいた鋼索鉄道(ケーブルカー)の運営会社である。
1929年に開設された箸蔵駅から、寺へのアクセスを図るべく1930年に敷設された。太平洋戦争が深刻化した1944年、鉄材供給のため不要不急線指定を受けて廃止となった。
なお戦後の寺へのアクセスは、1971年に開業した四国ケーブルの索道(リフトとロープウェイ)でなされていたが、老朽化のため1998年に廃止され、翌1999年に開業した箸蔵山ロープウェイの新索道線に代替された。
1934年12月1日当時
以後1992年の阿佐海岸鉄道阿佐東線開業まで、徳島県には国鉄(および後身のJR四国)以外が経営する鉄道路線が存在しなかった。
赤鳥居駅 - 仁王門駅
起点となる赤鳥居駅の駅舎は、小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅のような、龍宮を模したものになっていた。
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