Aller au contenu principal

勃海郡


勃海郡


勃海郡(ぼっかい-ぐん)は、中国にかつて存在した郡。漢代から隋代にかけて、現在の河北省滄州市一帯に設置された。

歴史

前202年、前漢により幽州の下に勃海郡が設置される。王莽のとき、迎河郡と改称された。

後漢が建てられると、勃海郡の称にもどされた。勃海郡は冀州に属し、南皮・高城・重合・浮陽・東光・章武・陽信・脩の8県を管轄した。

晋のとき、勃海郡は南皮・東光・浮陽・饒安・高城・重合・東安陵・蓨・広川・阜城の10県を管轄した。

北魏の太武帝の初年に勃海郡は滄水郡と改称された。497年(太和21年)、滄水郡は勃海郡の称にもどされた。北魏の勃海郡は南皮・東光・脩・安陵の4県を管轄した。

583年(開皇3年)、隋が郡制を廃すると、勃海郡は廃止されて、滄州に編入された。607年(大業3年)に州が廃止されて郡が置かれると、滄州は渤海郡と改称された。渤海郡は陽信・楽陵・滳河・厭次・蒲台・饒安・無棣・塩山・南皮・清池の10県を管轄した。

618年(武徳元年)、唐により渤海郡は滄州と改められ、渤海郡の呼称は姿を消した。

行政区画

前漢

脚注



Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 勃海郡 by Wikipedia (Historical)