万華駅(ワンファーえき)は、台湾台北市万華区にある台湾鉄路管理局縦貫線の駅。一等駅ながら自強号、莒光号の停車はごく僅か。
歴史
- 1901年(明治34年)8月25日 - 艋舺停車場が開業(現在の中華路と愛国西路交差点)。
- 1918年(大正7年)7月1日 - 現所在地に移転し、和洋折衷の木造駅舎となる。
- 1920年(大正9年)10月1日 - 地名の改称に伴い万華(旧字体:萬華)と改称。 なお、台湾語では旧称が現在でも使用されている。
- 1921年(大正10年)1月22日 - 台北鉄道萬華~新店線の万華~公館間が開業。
- 1965年3月25日 - 新店線廃止。
- 1988年9月19日 - 地下化工事開始に伴い仮駅舎供用。
- 1988-90年 - 前站と後站に分かれる。
- 1999年7月21日 - 地下化工事完了、新駅舎での営業開始。
- 2020年11月4日 - 台鉄が友好提携している西武グループ傘下の近江鉄道多賀大社前駅と姉妹駅協定締結。
駅構造
- 単式・島式ホーム2面3線の地下駅。地下2階には単式・島式、それぞれ合わせて2基のホームが設置されている。地上構造物は東西2棟の駅舎であり、康定路の両側に位置している。出札、待合室と出発客入口は西棟であり、東棟は到着客の出口となっているほか、駅事務室が設置されている。トイレは両方の棟にある。出発前の飲食物や雑誌などの購入は西棟に出店しているファミリーマートでできる。
駅階層
のりば
駅ビル
2016年12月に駅ビル「萬華雙子星」東棟が開業し、台北市政府の一部部署が入居した。2017年2月に第二市長室を含む残りの部署や台北市立聯合医院の移転を終え全棟が完工、9月に西棟ホテルエリアが開業した。
設計は台北101などを手がけた建築家李祖原によるもので、完工後は「艋舺101大楼」と通称されるようになったが、101は台北101のようにフロア数を指すものではなく番地(艋舺大道101号)を指す。
利用状況
年別利用客数推移は以下のとおり。
駅周辺
- シーザーメトロ台北ホテル(台北凱達大飯店)
- 龍山寺
- 台北市立万華国民中学
- 台北市立双園国民小学
- 台北市立西園国民小学
- 台北市万華区老松国民小学
- 台北捷運板南線龍山寺駅
- 台湾銀行万華支店
- 華西街夜市
- 南機場夜市
隣の駅
- 台湾鉄路管理局
- 縦貫線北段
- 台北駅 - 万華駅 - 板橋駅
脚注
註釈
出典
外部リンク
- 万華駅(台湾鉄路管理局) (繁体字中国語)(簡体字中国語)(英語)(日本語)(朝鮮語)
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